免疫力アップのために日常生活で気を付けること~姿勢編~
更新日:2020年04月22日
◆姿勢が崩れてしまうと血流がわるくなる!?
免疫力を向上させるためには、血流を良くして体温を保つことが重要です。
血液が正常に流れてくれているおかげで、体温は保たれ、各組織に必要な栄養素が送り届けられます。
血液によって栄養素が各組織に送り届けられることにより、そこでエネルギーが発生し熱量が産生されます。
なので、体温を保つことと血流を保つことは一緒に語られることが多いのです。
姿勢が悪くなると...
では、何故姿勢が悪くなると血流が悪くなるのでしょうか?
いろいろな記事で書かれていますが、ここでまたおさらいしてみましょう。
まずはどのような姿勢が多いかということですが...
このように腰・背中が丸まって頚が前へ出てしまっている姿勢ですね。
骨盤が後傾(後ろに倒れる)することで背骨全体が本来のS字ではなくC字のようになってしまいます。
このようになってしまうと肩も内側に入り込んでしまい、胸が締められるような姿勢になり、胸郭も広がりにくくなるため呼吸も浅くなります。
また、頚が前に出てしまうので、頭を支えるため頚の後ろから肩・背中にかけて筋肉に負担がかかってしまうため頚や肩凝りが強くなってしまいます。
このような姿勢になってしまうことで、筋肉は縮んでいる側と伸張されている側に分かれます。
するとどのようなことが起きるのか...
身体中を巡っている血管が圧迫されてしまいます!
血管が圧迫されてしまうとホースを潰したような状態になってしまうため、血流量が減少します。
血流量が減少すると身体を温める機能も低下するので、免疫力も低下してしまいます。
他にも、筋肉の緊張状態が続くことによって交感神経が高ぶり、興奮状態が続きます。
交感神経が高ぶる状態が続くと、安静時でも身体が休まらないため、どんどん疲労が蓄積されたり免疫力低下にもつながります。
また、内臓機能にも影響を及ぼし...
猫背では内臓が圧迫されてしまうことにより、内臓機能の低下が見られます。
そうなると
・呼吸機能低下により、体内に入る酸素量が低下し、血液を通じてのエネルギー供給に影響が出ます。
・胃や腸の機能低下により、腸内環境が悪くなり身体に必要な栄養素の吸収に影響が出ます。
これらによっても免疫力が低下しやすい体内環境が作られてしまいます。
このように背中が丸まらず、背筋の伸びた姿勢を保てるようにしていくと、身体にとって負荷が少なく、血流も確保されやすく体温も保たれ、免疫力を上げやすい身体になることができます。
姿勢不良を改善し、免疫力を戻すために
姿勢不良を改善するための方法としては、
大きく分けて2つあります。
・硬くなってしまった筋肉・筋膜をほぐすこと
・使えていない筋肉を使えるように刺激を入れること
です。
かみやま整骨院では、筋膜リリースの手技を用いた整体治療があります。
硬くなってしまった筋膜を中心に全身のバランスを整えるように治療していきます。
今のご時世、外に出る機会がガクッと落ちてしまった方が多いのではないでしょうか?
姿勢不良からもそうですし、外出が減ったことによる運動不足もあり...
ご自宅でもできる簡単な筋トレを考えました!
1回5分程度の運動なので、隙間の空いた時間に行うことができます。
★動画はこちらから★
5種目のトレーニングで姿勢不良によってあまり使われない筋肉を中心に構成されています。
また、大きい筋肉を中心に刺激を入れていくので、代謝も上がりやすく免疫力向上にもつながります。
運動不足にならないようにご自宅でも身体を動かすようにしてみてはいかがでしょうか?
バランスよく筋力をつけていくことで良い姿勢も保ちやすくなりますので、姿勢を整えて免疫力を保てるようにしましょう!
自分だけではうまくいかない、姿勢を整えたいという人はかみやま整骨院までご相談ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。