はじめに|「立つと痛い股関節」は見逃せないサイン
椅子から立ち上がる瞬間や、床から起き上がるときに股関節に痛みを感じる…。
「動き始めだけだから大丈夫」と思っていませんか?
実はこの“立ち上がり時の股関節痛”は、体の使い方やバランスの崩れが原因で起こることが多く、放置すると悪化するケースも少なくありません。
日常生活で何度も行う「立ち上がる」という動作に痛みがある状態は、体にとって大きなストレスです。
この記事では、立ち上がるときに股関節が痛くなる原因と、自宅でできる簡単なセルフケア、さらに整骨院での改善方法まで分かりやすく解説します。
立ち上がる時に股関節が痛くなる主な原因
筋肉の硬さによる負担増加
股関節周りには、お尻・太もも・鼠径部など多くの筋肉が関わっています。
デスクワークや運動不足が続くと、これらの筋肉が硬くなり、スムーズに動かなくなります。
特に影響を受けやすいのは以下の筋肉です。
- お尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)
- 太もも前(大腿四頭筋)
- 股関節前側(腸腰筋)
これらが硬くなると、立ち上がる際に股関節に余計な負担がかかり、痛みが出やすくなります。
股関節の動きの悪さ

本来、立ち上がる動作は股関節を中心にスムーズに動く必要があります。
しかし、可動域が狭くなると動きが制限され、関節にストレスが集中します。
その結果、「引っかかる感じ」や「ズキッとした痛み」が出ることがあります。
体幹の弱さ・バランスの崩れ
体幹(インナーマッスル)が弱いと、立ち上がる瞬間に体が不安定になります。
その不安定さを補うために股関節へ負担が集中し、痛みにつながります。
間違った立ち上がり方
日常の何気ない動作も大きな原因です。
例えば…
- 反動をつけて立つ
- 片足に体重をかけて立つ
- 猫背のまま立ち上がる
このような動作を繰り返すことで、股関節に負担が蓄積されていきます。
放置するとどうなる?股関節痛のリスク
痛みの慢性化
最初は動き始めだけだった痛みが、徐々に日常的に感じるようになります。
慢性化すると回復までに時間がかかるため、早めの対応が重要です。
可動域の低下
痛みをかばうことで関節を動かさなくなり、さらに動きが悪くなる悪循環に陥ります。
腰や膝への負担増加
股関節がうまく使えないと、その分の負担が腰や膝にかかります。
結果として、腰痛や膝痛を引き起こすケースも少なくありません。
今すぐできる!簡単セルフケア
股関節前側のストレッチ
まずは股関節動作の改善で最も重要な筋肉です。

ポイント
- 片膝立ち(ランジ姿勢)になる
- 後ろ足の股関節を伸ばす
- 骨盤を軽く前に押し出す
- 背筋はまっすぐキープ
- 15〜20秒 キープ
左右行いましょう。
お尻ストレッチ
股関節の動きを良くするために非常に効果的です。

やり方
- 仰向けで片足を反対の膝に乗せる
- 太ももを抱えて引き寄せる
- 15〜20秒キープ
左右行いましょう。
太もも前ストレッチ
股関節の前側の緊張を緩めます。

やり方
- 立った状態で片足を後ろに曲げる
- 足首を持ち、太もも前を伸ばす
- 15〜20秒キープ
股関節ほぐし運動
簡単な動きでも効果があります。
やり方
- 椅子に座る
- 股関節を大きく開く→閉じるを繰り返す
- ゆっくり10回程度
無理のない範囲で行いましょう。
体幹トレーニング(ドローイン)
股関節の負担を減らすために体幹も重要です。

やり方
- 仰向けで膝を立てる
- お腹をへこませる
- 呼吸を止めずにキープ
毎日少しずつ行うことで安定性が向上します。
まとめ|早めのケアで快適な動きを取り戻す
立ち上がる時の股関節の痛みは、
- 筋肉の硬さ
- 関節の動きの低下
- 体の使い方のクセ
が重なって起こることが多いです。
日常動作だからこそ、放置すると負担が積み重なりやすくなります。
今回ご紹介したセルフケアを取り入れることで、
症状の軽減や予防につながります。
股関節の痛みでお悩みの方へ
もし、
- 立ち上がるたびに股関節が痛い
- 痛みがだんだん強くなっている
- セルフケアだけでは改善しない
このような場合は、専門的なケアが必要なサインです。
かみやま鍼灸整骨院では、一人ひとりの状態に合わせた施術と改善プランをご提案しています。
無理に我慢せず、早めのケアで快適な生活を取り戻しましょう。