12月に入りこれから徐々に気温が下がっていくと思われます。
もう今年も残すところ1ヶ月程になりましたね。
寒くなってくると様々なトラブルが起こります。
今回はどのようなトラブルが起こるのか、どのように予防していけば良いのかについてお話していきたいと思います。
頚の後ろが冷えると頚・肩こりが強くなる
冷たい空気が体内に侵入する経路としては2ヶ所あります。
それは頚の後ろと足の小指の外側です。
ツボでいうと風門と至陰という所です。
寒さからくる肩こりが強い人は、特に「風門」からの冷たい空気の体内への侵入が強いです。
「至陰」から入ってくる場合は、頚肩だけでなく背中全体にも張りが出ることが多いです。
頚や肩こりが強く関係してくるのは
風門
という背中にあるツボです。
対策としては...
この「風門」というツボのあたりを冷やさないように、マフラーやネックウォーマーなどをして、直接外気に触れさせないようにしていくことが重要になります。
お腹が冷える
頚の後ろが冷えると肩こりに...
とお話しましたね。
では、前側が冷えるとどうなるか...
お腹が冷えます!
お腹が冷える経路としては頚の前側の他にも足の冷えがあります。
お腹が冷えると、消化吸収に大きく影響を及ぼし、腸内環境も悪くなりますので...お腹の不調により便通に影響を及ぼしたり、冷えることで免疫力の低下も引き起こします。
対策として、運動をして足(特に足の指)を動かすことです。
あと、足湯なんかも良いですよ!
免疫力の低下
寒くなることで体温が低下してしまうことがあります。
人の平熱は36,5度~37,1度と言われています。
50年ほど前であれば、日本人の平均は36,89度。
現在は36,20度と、0,7度ほどの差があります。
体温が1度下がると、免疫力は30%低下すると言われています。
なので、平熱が35度台の人はそれだけで免疫力が低下していて、
風邪・インフルエンザ・コロナウイルスへの罹患率が上がってしまいます。
対策として、全身運動を行うことで、代謝や血液の巡りを良くしていきます。
特に、筋肉がつくことで基礎代謝が上がり、熱産生能が上がることで冷え性などの改善にも繋がります。
下半身に大きい筋肉が集中していることが多いため、スクワットなどの下半身のトレーニングがお勧めです。
まとめ
身体が冷えることで様々な不調を訴えるようになります。
外気からの冷えの対策を行うのも大切なのですが...もともと体温が低い人は体質を変えるような努力をしなければなりません。
※平熱の出し方:朝・昼・夜とそれぞれ安静時の体温を測り平均値を出します。
12月に入ったとはいえ、まだまだ冬は始まったばかりです。
今年は、働き方が変わった方・休日の過ごし方が変わった方は大勢いるのではないでしょうか?
自分を守れるのは最終的には自分自身です。
寒さ対策・体質改善をして寒い冬を乗り切りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。