”4人1人は五月病を経験している⁉„

五月病は約23%の割合でなったことあるという調査があります。
その中で、五月病になってしまう方の原因として1番多いのは、人間関係です!
年度始に新しい環境による人付き合いがストレスとなり、五月病になってしまうのが多いようです。
また、4~5月には夏かけての気温の変化や新学期、入社・転職の新しい環境変化、
GWの長期休暇が生活習慣の乱れに繋がり、その影響で五月病になってしまうのです。
誰にでも起こりうる症状で、放置すると重症化する可能性があるため、早めの対処が重要です。

こんな人は五月病になりやすい⁉

完璧主義

完璧を求める方はちょっとしたミスでも落ち込んでしまいやすく、これも心身の疲労の原因となります。

几帳面

几帳面な方は細かいところに気を回しがちになります。
ずっとそのようにして気を張らせていると、心身が疲れやすい状態になります。

我慢強い

ストレスを抱えたとしても発散できずに一人で我慢し続けると、よりストレスは溜まってしまいます。

こんな症状はありませんか?

寝つきが悪い
いつも疲労感がある
食欲がない
やる気が出ない
人との関わりが億劫

なにかと不安
動悸がする
気分が落ち込む
学校や仕事に行きたくない
頭痛がする

 3つ以上ある方は五月病の可能性があります。

五月病は、新しい環境に慣れなくて起こしてしまう精神的な症状の総称です。
実は五月病という病名は存在せず、医学的には「適応障害」「うつ病」と診断されます。

五月病にならない為には

五月病の対策には、ストレスをためないことや充分な睡眠をとることが大切です。また、適度な運動や栄養バランスの良い食事を心がけることも有効です。
生活習慣から見直すことで、簡単に五月病を予防することが出来ます!

日常生活で気を付けること

ストレス解消趣味や好きなことをする
睡眠早寝早起き、十分な睡眠時間の確保
運動ウォーキングなど適度な運動
食事栄養バランスの良い食事 一日3食
コミュニケーション家族or友人に相談・話す

五月病と鍼灸治療

鍼灸治療とは、疾患や症状に適した経穴(ツボ)に金属の細い鍼を刺入したり艾(もぐさ)をおいて燃焼させたりなど身体に刺激を与える事で身体がもっている病気やケガを治す力を高めて元気にする治療法です。
五月病の原因となるストレスは自律神経に対して負荷をかけてしまいます。自律神経は交感神経と副交感神経から成り、このふたつのバランスが崩れると身体に不調が現れてしまいます。
崩れたバランスを正常に戻すため、頭、首、背部にあるツボを狙って鍼やお灸を行います。

家でできる簡単お灸のセルフケア

合谷(ごうこく)・・・
「万能のツボ」と呼ばれ、一般的な痛みのほかに自律神経を整えることが出来ます。


【箇所】
手の甲側の親指と人差し指の 間で、くぼみの部分

まとめ

今回は五月病についてお話させていただきました!
なんか最近は調子が悪いと思わられる方は五月病を疑ってみてください。
そのまま放置して悪化する前に、身体を整える時間をつくりましょう!
それでもなかなか症状が変わらない方は鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか?