テニス肘・ゴルフ肘
テニス肘 =外側上顆炎
ゴルフ肘 =内側上顆炎
- テニスでバックハンドが痛い
- 肘が痛くてゴルフができい
- 肘が痛くてタオルを絞れない
- ペットボトルが開けられない
- 少し重いものを持ち上げると痛くて上らない
- フライパンやお鍋を持つのがつらい
もしかして、テニス肘 =外側上顆炎かも?
ゴルフ肘 =内側上顆炎かも?
外側上顆炎って何?
肘関節の少し上の二の腕の骨の一番下の出っ張りを外側上顆・内側上顆といいます。
ここに手首を動かす筋肉と指を動かす筋肉がまとまって付いています。
スポーツや日常生活の中で物を握ったり、持ち上げたりする運動の疲労により、これらの筋肉が過緊張を起こして、外側上顆(または、内側上顆)を引っ張り過ぎて、腱に炎症を起こしてものをいいます。
何で筋肉が過緊張を起こすと腱が炎症を起こすの?
テニス肘・ゴルフ肘の発生機序のイメージ
木の棒に輪ゴムをセロハンテープでくっつけて目いっぱい引っ張るとどこが外れると思いますか?
木の棒ですか?
輪ゴムですか?
セロハンテープですか?
そうです。セロハンテープのところから外れてしまいます。
骨(木の棒)、腱(セロハンテープ)、輪ゴム(筋肉)のイメージです。
骨は硬いのでなかなか折れたりしません。筋肉も劣化してない限り、よほど大きな力が働かないと傷つきません。
腱は二つの別々の組織を繋いでいるので、大きなストレスがかかってしまい障害が起こりやすいのです。
テニス肘・ゴルフ肘の施術
かみやま整骨院ではテニス肘・ゴルフ肘の原因は、外側上顆・内側上顆につながる前腕(肘から下の)筋の過緊張と考えております。過緊張を起こした原因の動作を分析し、避けられるようなら避けていただき、全力で痛みと緊張を緩和するように施術をしています。
痛みを取り除くために、鍼治療や特殊電療器「ハイボルテージ」にて除痛を行いながら、前腕伸筋群・屈筋群の柔軟性を上げるために筋膜をリリースします。
テニス肘・ゴルフ肘を放っておくとどうなるの
テニス肘・ゴルフ肘は放っておくと、肘だけではなく肩や手首も 痛くなってしまいます。人間は何かをするとき腕全体を連動させて動かします。
例えば、テーブルを拭く動作は肘だけではなく、肩や手首も一緒に動かしています。肘が痛いまま放っておくと、肘を動かさない代わりに手首や肩を頑張って動かすようになり、手首や肩も痛くなってしまう可能性があります。