『肩甲骨』を動かして肩こり改善!
更新日:2024年01月29日
天使の羽と言われている肩甲骨ですが、名前は知っていても役割や機能などあまり知られていない場所だと思います。
実は肩こりや四十肩に関係が深いところなんです!
現代で肩こりに悩んでいる人は70%以上と言われています。
その原因として、デスクワークや日常には欠かせない存在となったスマホが大きな要因となってきています!
肩こりが肩甲骨と結びつかない方も多くいると思うので、今回はその肩甲骨を紹介しながら肩こりの予防や動きの改善方法などをご紹介していきたいと思います!
肩甲骨とは?
肩甲骨は肩関節の土台とも呼べる部位になります!
肩甲骨は肩の後ろ側にあって、逆三角形の形をしています。
鎖骨と上腕骨(腕の骨)と関節を作り、この肩甲骨には18個の筋肉が付着しています。この筋肉は主に首や肩・腕の動きに関係していますが腰につながっている筋肉も付着し動きの多い部位になります。
動き方はと言うと6種類もの動き方ができ、普段は意識せず動かしていますが腕を上げたり組んだりはもちろん髪の毛を結んだりズボンにベルトを通す際にも動いていて、腕を動かす上ではかなり重要な部位になります。
肩甲骨を動かすと肩こり解消に!
簡単に紹介した肩甲骨ですが、たくさんの筋肉が付着しますほとんどが首や肩を動かす筋肉であり肩甲骨をしっかりと動かすことでそれらの筋肉が刺激され肩こりに大きな効果があります。
ですが日常生活の中で全ての動きを使っていることは少ないです!
筋肉は動かなくってしまうと血流が悪くなり筋肉が緊張してしまい、いわるゆ肩こりになってしまいます。
肩こりの方に共通しているのが、「姿勢」と「運動不足」になります。
①姿勢と肩甲骨
まず姿勢ですが、猫背・反り腰、巻き肩などの姿勢不良が原因となります。
背中が丸くなることにより首が前に突っ込んでしまうと頭を支える筋肉に負担がかかってしまいます。巻き肩も同じように肩甲骨が背骨から離れることで、支えている筋肉に負担がかかってしまいます。
このように姿勢の悪さから首や肩の筋肉が緊張してしまい肩こりを感じるようになります。
②運動不足と肩甲骨
次に運動不足ですが、日常生活の中で腕を動かさないということはなく使ってはいるのですが、正常に動く範囲を動かせていないと言う意味になります。
肩が動く際に肩甲骨の動きがかなり重要になるのですが、肩甲骨の動きが悪くなることにより肩が上がりに
くく使える範囲が狭くなることにより使えない筋肉が多くなってきてしまいます。
こうなることで、使えない・動かさないというのは血流が悪くなり緊張に繋がってしまいます。
肩こりの解消運動
ここまでは肩こりのメカニズムについてお知らせしていきましたが、肩こりが少しでも軽減できるように簡単な運動で肩甲骨がよく動く運動をお知らせしていきます。
①肩まわし
片方ずつ肘を曲げて指先を肩につけ、肘で大きな円を書きます。
ポイントは痛くない範囲でいいので、自分の中で1番大きな円を書くことがポイントになります!
この動きでは肩甲骨の動きを良くすることで肩関節の動きを良くしていきます。関節がしっかり動くと筋肉も動いてくれるので緊張はほぐれていきます。
②胸張り
両腕で自分の身体を抱きしめるように体を丸ます。
丸めきったら次に胸を張る形を作る為、両肘を曲げたまま肩甲骨を背骨にくっつけるように腕を引きます。
この動きでは胸と背中の筋肉が大きく動くので、姿勢不良によって起きている巻き肩に効果があります。
③肩すくめ
両肩をすくめたまま3秒ほどキープして降ろしてを繰り返します。
この動きでは、肩こりの筋肉と言われている僧帽筋と言う筋肉が動いてくれることで肩こりに効果があります。
まとめ
今回は『肩甲骨が肩こりにどれだけ重要なのか』についてご紹介させて頂きました。
ただ背中に着いている骨ではなく、肩の土台となっているものになります。その為肩こりにも大きく関わってきます。
肩の疾患(四十肩など)だけでなく、頭痛や眼精疲労にも繋がってきてしまいます。
腕の動きに関しても普段上げていると思っていても意外と上がっていないかも知れません!
肩甲骨を意識して脱肩こりしてみませんか?