温度と湿度...感染症を防ぐ方法!
更新日:2021年10月21日
冬の時期になると、乾燥が強くなってきてウイルスも飛散しやすくなると言われますよね!
皆さんもご存じの方たちもいるとは思いますが...
確認の意味も込めて再度見ていきたいと思います。
ウイルスの性質は?
そもそもウイルスは...
物質そのものに水分が含まれています。
なので、
乾燥していて空気中に水分が含まれていないと軽やかに飛び回ります。
反対に、
湿度があり、空気中に水分が多く含まれている状態では飛散できにくいのです。
なので、
風邪やインフルエンザなど、ウイルスを媒介しての感染症は乾燥しやすい冬の季節に流行してしまうのですよね。
室内ではどれくらいの温度や湿度を保っているのが良いのだろうか?
インフルエンザでの研究ですが、
こんな研究結果があります。
インフルエンザウイルスがどれくらいの温度・湿度で死滅するのか。
について調べられている研究です。
その概要はというと...
室温:7~8℃ / 湿度:20~25%・49~51%・81~82%
室温:20,5~24℃ / 湿度:20~25%・49~51%
室温:32℃ / 湿度:49~51%
の状態でのウイルスの6時間後の生存率を調べたものです。
結果:湿度⇒生存率
室温:7~8℃の場合
20~25%⇒63%
49~51%⇒42%
81~82%⇒35%
室温:20,5~24℃の場合
20~25%⇒66%
49~51%⇒3~5%
室温:32℃の場合
49~51%⇒ほぼ0
という結果になったそうです。
コロナウイルスではまだ研究中のようですが、
温度と湿度が上がっていけばウイルスの性質上死滅していきます。
コロナウイルスではどれくらいなのかは分かりませんが、
先ほどお話したウイルスの性質上、湿度が高ければ飛散しにくいので...
加湿器を利用して部屋の湿度を保つことが必要になりますね!
どれくらいなのか...
様々なサイトなどを見てきましたが、
50~60%
に保つことが良いでしょう!
まとめ
そもそも、医学の歴史上で根絶できたものは天然痘のみなので、
このコロナウイルスを根絶することは、ほぼ不可能であると思っていた方が良いかもしれません!
現在、アメリカやイギリスでのワクチン接種が始まっていますが...
日本人が全員受け終わるには早くても2年ほどかかるようですね。
※健常な人が受け始められるのは2021年の6月になるのではないかという見解の専門家もいます。
なので、
現在の日本人に必要なものは、「正しい予防知識を身に付けること!」
ではないでしょうか?
今回お話させていただいた
温度と湿度がウイルスに及ぼす効果
はそのうちの一つです。
少しでも感染・発症するリスクを減らすためには、皆さん一人一人が予防意識を高めて実践していくことにあります。
感染を防ぐ:
換気・マスク(うつさない)・手洗い・うがい・温度、湿度を一定以上に保つ
発症するリスクを減らす:
免疫力を上げる(バランスの良い栄養摂取・十分な睡眠)
これらを意識して取り組んでいきましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。