暑さ対策をして夏をのりきりましょう!熱中症対策
更新日:2020年08月13日
皆さんは夏はお好きですか?
今年の夏はあまり旅行とかも行けずに過ごすことになりそうです...
去年に引き続き、今年もまた一段と暑くなりそうですね!
マスクが定着化してきているこの世の中で、熱中症にならないための呼びかけも増えてきました。
熱中症にならないようにするために、自分たちで予防できることを今回はお話していきます。
日常生活での熱中症予防のポイント
では、自分たちで日常から気を付けられることは何でしょうか?
1.こまめに水分補給をする
2.扇風機やエアコンを上手に活用する
3.シャワーやタオルで身体を冷やす
4.部屋の風通しを良くする
5.涼しい服装にする。帽子や日傘を活用する
6.日陰を選ぶ
7.涼しい場所・施設を選ぶ
8.人混みを避ける
などです。
今回は「水分補給」について解説していきます。
水分補給ってどれくらいの量が必要になるの?
皆さんは1日に必要な水分量って知っていますか?
よく
「1日2リットル飲みましょう!」
なんて言葉をよく聞きますよね?
はたしてその量で足りるのでしょうか?
...まあ、足りませんよね!
そもそも、
人はそれぞれ体格も違い活動量も違いますので、ひとくくりにすること自体が無理があるのです。
では、
どれほどの量になるのでしょう?
まずは皆さん自分の体重を測ってください。
そしてそこに
「43,6ml(1kgあたり必要な水分量)」
をかけます。
例えば
体重が60kgの人で計算してみましょう。
60kg×43,6ml=2,616ml
となります。
60kgの人でもけっこう必要ですね!
ちなみに、
2リットルで十分な人はどれくらいの体重かというと...
2,000÷43,6ml=45,9kg
となります。
45,9kg
けっこう軽い人ですね!
これに活動量も関係してきますが...
デスクワークなどであまり動かない人は先ほど出した数値に0,8を
活動量が多く、よく汗をかく人は1,2を
かけてください。
60kgの人を例に出すと
2,616ml×0,8=2,093ml
2,616×1,2=3,139ml
となります。
あまり動かない人はだいたい2リットルになる計算ですね!
ただ、あくまでもこれは目安でしかないので、これが絶対というわけではありません。
これまで書いてきたように必要量は個人差があって当然なので、一度自分に必要な量を計算してみてください。
ちなみに...
これを書いている私は
良く動く日には「3,767ml」が必要だと計算で出してびっくりしました。
最後に
人の身体は60%は水分です。
この水分も思った以上に普段から消費されます。
特に、
汗をかくことで体温調節(気化熱によって上がりすぎた体温を下げる)をしています。
これからどんどん気温が上がっていって発汗量も増えてくると思います。
この時に脱水状態でかける汗が無いような状態ですと、体温を下げることができずに熱中症になってしまいます。
先ほど出した必要量は一気に飲んでもすべては吸収できません。
こまめに飲むようにしましょう。
目安としては、
30分毎に200~300mlを飲むようにしてみてください。
↑総必要量によって変えてください。
水やミネラルも一緒に摂れるスポーツドリンクでなるべく摂るようにしてください。
※スポーツドリンクの場合は1/2~1/3を水で薄めることがベストです。
今回は水分補給についてお話をしてきましたが、
その他の7つも大切な項目です。
重要なことは
「一人一人が正しい知識を持って予防すること」
です。
まずは皆さん、ご自分の必要な水分摂取量を計算してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。