目の疲れからくる頭痛!鍼治療でスッキリ改善
更新日:2020年06月01日
緊急事態宣言も段階的に解除され、在宅ワークから職場へ出勤する方も増えてきていますね!
解除されても在宅ワークが継続している方も多いのではないでしょうか?
皆さん在宅ワーク中
「なんかいつもより頚や肩がこるな~」
「いつも以上に目が疲れる感じがする」
などなど...
いつもとは違った環境で仕事をしていたことによって、体調の変化はございませんか?
職場とは椅子やデスクなどが普段とは高さや材質が異なるので、知らず知らずのうちに姿勢が崩れてしまい眼精疲労が起こりやすくなってきます。
眼精疲労の随伴症状として頚・肩こりや頭痛などがあります。
今回は眼精疲労について見ていきましょう!
眼精疲労とはどういった状態?
まず、眼精疲労とはどういった状態を言うのか...
目を使う作業を続けることで、目だけではなく全身に症状が及び、休養を取っても十分に回復しない状態を「眼精疲労」と呼びます。
物を見るときに目は毛様体筋といった筋肉を収縮させ、カメラで言うところのレンズの役割を果たす水晶体の厚さを変えることでピントの調節をします。
PC作業・細かい字を読むような書類仕事など、目を使う作業を行うことによって疲労していきます。
ピントを合わせるための毛様体筋は自律神経によって支配されているため、目を使いすぎて毛様体筋が疲労してくると自律神経の乱れが生じ、全身症状が出てくる原因となります。
ここで言う全身症状とは、頚・肩こりや頭痛などのことを指します。
また、
目の毛様体筋は自律神経によって支配されているため、この筋肉が疲労することにより自律神経の乱れにもつながります。
自律神経が乱れることによって
イライラしたり睡眠の質の低下にもつながります。
眼精疲労に対する鍼治療の効果
当院では、眼精疲労に対して鍼によって関連する筋肉を緩めることにより症状を改善させる治療を行っております。
眼精疲労なので目の周りだけ...
というわけではなく、そこに関わる筋肉も一緒に緩めてあげることで症状の緩和をはかります。
例えば、
眼球を動かすための筋肉は、筋膜によって頚の筋肉につながります。
これにより頚・肩の筋肉も緊張してしまい頚・肩こりの症状を出します。
頚の筋肉の下には頭の方へ向かっている神経も通っていて、頚の筋肉が硬くなってしまうことによりその神経を圧迫してしまい頭痛を起こすことがあります。
そのような頚や肩の筋肉も一緒に緩めてあげることで、目の疲れだけではなく肩こりや頭痛なども一緒に緩和させていきます。
鍼治療の優れている点としては、刺入する深さによって細かい筋肉まで狙うことができることです。
マッサージやストレッチでは表面の筋肉の硬さに邪魔されてしまい、本当に狙いたい深い筋肉まで届かないことがあります。
鍼であれば、
刺入する角度・深さによって表面の筋肉はもちろん、奥の筋肉まで緩めることができます。
顔にある目のまわりの筋肉も、マッサージで行うよりも鍼を使って治療してあげる方が筋肉も緩みやすく、血流改善効果も高いです。
最後に
鍼治療は
痛い・怖いと思っている方がいることは確かです。
それは大抵の場合、注射針や裁縫で使われるような待針などを想像してしまうからです。
しかし、鍼治療で使われる鍼は
直径0,16mm~0,24mmほどの物が殆どです。
当院で眼精疲労用に使用する鍼は0,18mmの物です。
「髪の毛よりもやや太いかな」
程度の物ですので、注射針などのように恐れなくても大丈夫です。
それでも怖い方は仕方がありませんが、
もし「それなら大丈夫そうだ」
と思った方は一度、当院の眼精疲労の治療を受けてみてはいかがでしょうか?
気になる方は当院までお問合せください
最後までお読みいただきありがとうございました。