あなたの姿勢を治しましょう!肩甲骨編
更新日:2019年12月25日
前回は骨盤についてお話ししました!
まだご覧になっていない方で、興味のある方は下記のURLからご覧になってください。
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今回は肩甲骨と姿勢についてお話していきます。
猫背が気になる!
肩甲骨と関係深いものの代表と言ったらこちらでしょう。
猫背とは、簡単に言えば背中が丸まった状態ですよね?
背中が丸まってしまうと胸椎(背骨)の後弯が強まってしまうだけではなく、この時、肩甲骨の位置まで変わってきてしまいます。
肩甲骨は胸椎から指3本分入る程度の位置にあります。
ですが、猫背になってしまっている人はこれが4本分だったり、酷い人は5本分離れてしまっています。
これは、肩甲骨が外転という動きを取っているためなのですが、その位置で固まってしまっていると周りの筋肉が引き伸ばされたり、縮こまった状態になってしまい、これが肩凝りや背中が張っているという状態になるのです。
猫背になってしまう原因は?
猫背になってしまう代表的な原因としては
- 長時間のデスクワーク
- 長時間のスマートフォンの操作
があげられます。
長時間のデスクワーク
デスクワークをしていると肩が内側に入ってしまう姿勢が続きます。
肩関節の内旋と肩甲骨の外転している姿勢です。
椅子が高い・パソコンが遠い所にあるなど、細かい要因はいくつかありますが、身体の前側で長時間の作業をしていると腕・肩・胸といった前側についている筋肉が縮こまってしまいます。
イラストのような姿勢でデスクワークをしている人は要注意です!
長時間のスマートフォンの操作
朝、電車で通勤する人や自宅で暇な時など...
スマートフォンを操作している人を見かける光景は珍しくもなくなってきました。
自宅でもスマートフォンを触っている時間は少なくないでしょう!
その人たちの姿勢を気にして見てみたことありますか?
こんな姿勢になっていませんか?
座っている人だと足を組んでいたりする人もいますね。
このように頚が前に出てしまうと背中も丸まってしまい、その結果として肩甲骨が離れてしまうようになります。
スマートフォンを操作する際は顔の高さでスマートフォンを持ち、頚が前に出ないようにしましょう。
治し方・ストレッチ&筋力トレーニング
猫背を治そうとすると猫背矯正バンドなどを勧められたりしますが、それよりも
- 縮こまっている筋肉をストレッチして伸ばしてあげる
- 伸ばされて固まってしまった筋肉を筋トレで動かしてあげることで正常の長さに戻す
この二つをしてあげることで治してあげましょう。
矯正バンドでは自家筋力が働かないため、すぐに元に戻ってしまいます。
まずはストレッチから
胸の筋肉、大胸筋という筋肉が胸から腕の骨にくっつき、肩関節の運動に作用するのですが、肩の動きは肩甲骨に関わります。
大胸筋が縮こまることによって肩が内側に入り込むようになり、肩甲骨が離れてしまいます。
この大胸筋のストレッチを下記のURLよりyoutubeでご覧ください。
次に筋力トレーニングです
肩甲骨を内側に寄せる(内転)筋肉としては、広背筋・菱形筋・僧帽筋中部線維など...
ありますが、一つ一つ意識するというよりは肩甲骨内転運動として、肩甲骨を寄せる意識で行うと良いでしょう!
肩甲骨を寄せるトレーニング動画です
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猫背の人は前側・胸の筋肉が縮こまり、後ろ側・背中の筋肉が引き伸ばされている状態にあるので、それぞれ適した運動をしてあげると良いでしょう!
今回の背中の運動と合わせて、前回のブログでお話しした骨盤周りも同時にケアしてあげるのが効果的です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、皆さん姿勢矯正の運動をやってみてください。