産後太りしてしまった方!始めるなら冬の寒い時期!!
更新日:2020年01月23日
当院で産後骨盤矯正を行っていますが、その中でも
「出産後なかなか体型が戻らないんです」
というご相談をよく受けます。
出産後、骨盤の開きから骨盤やお腹周りが力が入り辛くなり、お腹がダボっとした状態になってしまいます。
今回は出産後の骨盤の状態をおさらいし、体型が戻りにくい原因をお話していきます。
妊娠中の骨盤と男女差
妊娠すると赤ちゃんが骨盤内に納まりますので、それを支えるために骨盤腔内が広がります。
もともと骨盤の形状は女性の方が男性より広がっています。
女性は妊娠の為、子供や重要臓器を骨盤腔内に収めなければならないので、このように骨盤の形状で男女差が出ています。
もともと骨盤が広い形状ですが、これが更に広がることによって...
・お尻が大きくなってしまう
・お腹がポッコリ出てしまう
といった体型になってしまうので、骨盤矯正や筋トレをすることによって骨盤を締めていく必要があるのです。
また、足に行く血管は骨盤内を通ります。骨盤が開くことでその血管が引き伸ばされるように力が働いたり、周りにある筋肉に圧迫されるような状態になると、下半身の冷えやむくみの原因にもなりかねないので、お腹やお尻周りだけではなく、足も出産前と比べて太くなってしまったなと思う方は一度骨盤の開きを診てもらった方が良いでしょう!!
なぜ痩せやすくなるのか?
当院、かみやま整骨院では
骨盤矯正と骨盤・股関節周りの筋トレをして症状改善をはかります。
骨盤矯正をすることで、骨盤の歪み・開きを調節していき、姿勢が変わり、徐々にポッコリお腹や大きくなってしまったお尻が引き締まるようになってはいくのですが...
それがキープできなければすぐに戻ってしまうので、筋力をつけていくためにトレーニングをしていきます。
産後骨盤矯正を行うことでの産後太りの改善は大きく分けて2つの効果によって現れます。
・骨盤矯正を行うことによって正しい位置に骨盤が戻り、今まで使えていなかった身体を支える筋肉が使えるようになる。
・筋トレを行うことによって代謝が上がり、痩せやすい身体作りができる。
上記の2つですが、ではなぜタイトルにあるような寒い時期に行うのが良いのでしょうか?
身体には恒常性という機能が備わっています。
これは体内の環境を一定範囲内に保つ働きがあります。
暑い時期には体温を下げ、寒い時期には体温を上げようとする働きがあります。
暑い時期に体温を下げる方法としては、
汗をかくこと!
汗をかき、体表面を濡らすことで気化熱の作用により放熱を行い体温を下げます。
では、寒い時はどのようにして体温を上げるでしょうか?
これは代謝を上げなければいけません。
代謝を上げるには筋肉を活動させます。
筋肉の生理作用の中に熱の産生があります。
筋肉が活動を起こすと熱が作られます。
寒い時に身体が震えるのはそのためです。
なので、寒い時の方がエネルギー産生能は高くなるので、この時期に筋トレなどの運動をすると実は痩せやすいのです!!
初めにもお話ししたように、出産後は骨盤が開いている状態なので、まずは骨盤を矯正してあげて、それをキープできるように筋トレを行うことから始めてみると良いでしょう!
骨盤が安定してきたら徐々に強度を上げていくと体型も出産前に戻りやすくなりますので、
「寒いから暖かくなってから!」
とは言わずに、今の時期から始めてみましょう!!
当院、かみやま整骨院でも産後の骨盤矯正は行っておりますので、ご興味ある方はお問合せください。
最後までお読みいただきありがとうございました。